話したい夜

どうしてブログじゃないといけないのか。

日記なら、ノートに書きなさい。

と言われたことがありました。が、ノートでは閉鎖的過ぎます。アクセスがそれほどなくても、外に向って言葉を開放できるのがブログではないでしょうか。微妙ですが、その小さな解放感が、ブログの魅力です。それで、気が向いたらこうして、誰かに聞いてもらうでもない言葉を、書き連ねているわけです。

書くことは、話すこととは違った心の変化があります。人に愚痴を言ったりすれば、あとで後悔して、もっと沈んでしまうこともありますが、書くことは「独り言」のようで、一方的に吐き出してあと腐れなし、といった爽やかさがあります。人によって違うと思いますが、私はそうだという話です。

話したいことは、たくさんありますが、今日はインターネットの社会について、話してもいいでしょうか。インターネットの社会は、かつての高度成長期とは違って、目に見えないところでの社会の変革、成長といえるかもしれません。ですので、変化に気づかない人も多いのですが、それは確実に起こっています。私たちは、こうしてブログを書いたり、HPを持ったりするのに、お金を掛けないで済ますこともできます。そのことで、ネットの中の情報や、様々なサービスはタダ、というイメージがありますが、決してそうではありません。テレビの世界を思い出してください。番組には、必ずスポンサーがあり、広告を打っていたではありませんか。ネットの社会も同じで、決して無料だというのではありません。形がないので、皆、勘違いしますが、むしろ逆だと私は思います。まだ、世間の認識が遅れていますので、実際とのズレが、いろいろと難しくしていると思います。ただ、これも時間の問題だと思います。

わたしは、まったくの素人ですが、これからの社会にはデジタルは欠かせないと思い、興味があって始めました。動画にも早々と手を付けましたし、今は図書の電子化、公開をしてしまっています。欲しいものがなければ作ればいい、という考えでここまで来ましたが、苦しいことも多いですが、楽しいことも比較になりません。何より、自分の思い描いたことが形になるというのは、他に比べようのない喜びです。人生で一番いい買い物をしたと思いました。それが、今回の検索システムです。まだ未完成ですが、本当に魔法のように素晴らしい技術だと思いました。これだけのものを作っていただくのに、お金がかかるのは当然だと思いました。本当に素晴らしい。どうか、機会があれば、お願いして見られたらいいと思います。HPを作っていただくだけでもいいのですが、もっとこうしたい、ああしたい、というアイディアを作っていただくといいのではないでしょうか。実感されると思います。これが次世代、産業革命!だと思われるでしょう。これが、ネットの社会です。ビルディングができたり、高速道路が伸びていくのではなく、インターネットによって構築されていく社会。巨大な社会です。

と、夢と希望を語ってはいますが、当然、厳しい部分もあります。何より一番、私が混乱し、怯えたのは、理解が得られないということでした。それほど軟ではないと思っている私ですが、それでも痛かったです。今でも恐怖です。いつの時代も、最も恐れなければならないのは、「人」ということなのかもしれません。

わたしはキリスト者ですので、不安はそれほどでもないのかもしれません。心の根底には、主にある最善を歩いていると信じているからです。それでも、楽ではありません。当然と言えば当然のことです。珍しいことではありません。未知な世界に対しては、誰もが同じ緊張を強いられるのでしょう。

まだ、自分でできることがありますので、為していきます。しかし、結果は主の手の中にあります。それは幸いなことです。私は信頼して、今を生きていくだけです。おそらく、私が考える以上の何かがあるのではないでしょうか。そう考えると楽しくて仕方がありません。この世は夢と希望に満ちています。人の希望とはそのようなもの、私は幸いな者だと、偽りなくそう思います。