ある方をご紹介いただいて、お会いしてきました。
経験の少ない者ですので、いろいろとご意見を伺おうと思い、
相談に乗っていただいたということです。
お話を伺っていて、なぜか、私は具合が悪くなりました。
お話がつまらないとか、人物が悪い、というのではなく、
ひどく苦手なものに出会ったような、
そのような感覚になったと、思いました。
あとで良く考えてみると、
その方は、エリートでした。
地元で最も優秀な高校から、一流大学を経て、
若くして会社設立メンバーとなり、
最後は代表取締役社長、そのあとは、また、
会社を設立しておられたのでした。
信用という意味で、そのようにご紹介いただいたのですが、
最初からエリートの方が、華やかな足跡を残されたのは、
いわば「あたりまえ」ではないか、と思うわけです。
全然、面白くないではありませんか。
人生は「逆転」こそが、楽しく、昂揚する要素ではあるまいか、
そう思います。
今、「クラファン」を計画していて、近日公開しますが、
その説明会(ズーム)などでは、あきらかに怪しいといいますか、
普通の風貌ではない方が、ずらっと並び、圧巻でした。
これこそが「楽しさ」であり、
予想外のことこそが、人生の「醍醐味」ではないか、
私は、そう思っています。
エリートが、エリートでも面白くありません。
エリートが、意外な道を行くとか、
凡庸と思われていたものが、驚きの業績を上げるとか、
その方が面白いと思いませんか。
エリート、エリートの空気に、私は弱り果てたようです。
苦手なのです。そうではありませんから。
疲れ果てた理由がわかったので、今は立ち直っています。
少々、崩れていた方が、人間味があるというもの。
もちろん、完ぺきな人生などありませんので、
エリートだと言って、侮辱するわけではありませんが、
崩れていた方が、人間、面白いですね。
とにかく、自分の弱点が見つかって、良かったです。
あーつかれた。