お祝い

天皇陛下、お誕生日おめでとうございます。

お言葉の動画を拝見しました。

気になったのは、記者のことば遣いです。

これは、令和になった時の会見よりマシになったものの、

あの会場で、最も敬語をお使いになったのは、

天皇陛下御自身ではなかったでしょうか。

令和最初の会見では、次々と質問する記者のその無礼なこと。

コメントに「不敬ではないか!」怒りのことばもあり、

私は、大いに共感したのでした。

天皇陛下に対して、というわけではなく、

あの言葉遣いなら、普段でも疑問視されてしまう、

日本人として、なんと未熟な敬語かとあきれてしまう

そんな言葉遣いでした。

宮内庁は何をしているのか、

そう思いましたが、今回は、まだマシでした。

天皇は象徴で、現人神とは、誰も思っていませんが、

その象徴に重い意味があり、大切なお役目だと考えます。

同じ人として生まれて、この役目を負っている方々、

大変な使命だと祈らずにはいられません。

会見の中に、何度も「皇室が」という言葉が使われましたが、

「皇室」を「教会」と置き換えても通じる内容でした。

これだけの姿勢が、教会にあっただろうか、と比較してしまいました。

私たちも、同程度に人様のことを考えねば、愛ではない、

と、ふと、考えてしまいました。

お体を大切になさって、二つとないお役目をはたしていただけるように、

心よりお祈り申し上げます。