考古学の目

考古学というのは、日本では史学に分類されています。

文献史学は、文字資料によって歴史を構築するのに対し、

考古学は、物的資料によって、歴史を解明していきます。

従って、観察力がなければならないので、

出土遺物以外にも、足跡や、

土器生成時の指の圧痕など、

重要な資料になります。

さて、このような考古学をしてきた私ですが、

些細な事にも目がいく癖があります。

その一方で、お花を活けてあったり、

掛けてある絵が変っても気づかないのですが、

物が動かされていたりすると、直ちに気がついてしまいます。

 

今朝、ポストから新聞を取り出しましたが、

そのポストの下に、新聞の切れ端があるのに気がつきました。

5センチほどの切れ端ですが、見比べると、

我が家で購読している新聞とは違っていました。

昨日、玄関の生花を処理したため、ポストの下も、

きれいに掃いておきました。風で飛んできたとも考えられますが、

昨日は雨、風があったとしても、新聞の切れ端です。

玄関まで、3段の段差があり、これを越えて飛んで来るとは

ちょっと考えにくいと思います。

また、先日、やはり雨風の日の翌日でしたが、

紫陽花の風よけのために掛けてあったビニールが、無くなっていました。

これは風で飛んだかもしれないと思い、ご近所に迷惑がかかったと、

その辺りを調べましたが、ありませんでした。

そして、今朝、

そのビニールを設置するために立てたポールの一本に

違和感を感じてみてみたところ、やはり、

10センチほど家側に動いていることが分かりました。

穴がありましたので、間違いありません。

しかし、記憶違いと言うこともありますので、

念のため、本日、ポールを整列させておきました。

また、少々、こざかしいこともしてみました。

たいしたことではありませんが、

もし何かあれば、解るようにしてみました。

我が家に御用の方は、玄関からお越しください。

裏口はご遠慮ください。

ま、裏から来る人はありませんが。

特に、庭に入らないでください。

気を悪くされるかも知れませんので。

一応、ここに書き記しておきます。