神様のえんぴつ

神様の手段は「人」と言われます。

なるほど、確かにそうです。

神様は、天上から火を降らせて奇跡的に何かをされる方……

ではありません。

最も、エリヤの時代には、そのようなこともありました。

が、珍しいことです。

神様の業は、実に地味ななされ方をします。

そして、人をお使いになり、ご計画を実施されるのでしょう。

マザーテレサも、そのように言っていました。

神様に用いられる「えんぴつ」として、

自分が描きたいように描くのではなく、

神様の思うように描く道具としてください、というのでしょう。

目の前におぼれそうな人を見て、祈っただけで過ごす人はいません。

必ず助けに入るのではないでしょうか。

人の存在は、大きなものです。

人の活動は、重要な要素です。

行動のない信仰は、無きに等しいと思います。

人は一人では生きられません。

信仰者も同じだと思うからです。